tari5のおでかけキロク

運動神経が鈍めな女児と一緒に楽しんだことをメインに、ちょっとした備忘録的なこともキロク

キャンプを拒否してた主婦がキャンプに行く気になったワケ

昨年、とうとうキャンプデビューを果たしました。

それまでキャンプには全く興味がなく、というよりも行きたくない派だった私。行ったら行ったで楽しかったのですが、なぜ行く気になったのかキロクしておきます。

これからキャンプに行きたいけど、家族や友達が乗り気じゃないという人の目に留まって、少しでも参考になれば幸いです。

 

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写真はイメージです

1)そもそも、なぜキャンプが嫌なのか

実際に体験する前に考えていたキャンプに行きたくない理由を挙げてみました。

・めんどう

・落ち着かない

・暑さや寒さが気になる

・虫がイヤ

・金銭的にもそんなにお得じゃない

 

なんといっても「めんどう」が最大の理由です。テントを張ったり、食事の用意をしたりと手間がかかることがたくさん。キャンプが好きな人は、その手間を楽しむというけど、どうしても楽しむ自分をイメージできませんでした。

 

また、自分のテントサイトのすぐ横に見知らぬ人達のテントがあったり、寝る時はテントのチャックを閉めるだけだったりと、想像するだけであまり落ち着けなさそう、夜は寝袋で暑さ寒さの調整はどうするのか、テントに虫は入ってこないか、そもそも虫と同じ目線で寝るってことが落ち着かない、など…。

 

そして、やはり主婦としては気になるのがコスト感。無料で利用できるキャンプ場のほか、それほど高くない価格で利用できるところがほとんどです。一見、お得に家族旅行ができそうですが、テントや寝袋を持っていない場合は借りるか、買うことになりますし、持っていてもメンテナンスやアイテム追加など、結局はそれなりに費用がかかってしまいます。

とにかく、テント泊のキャンプの良さがわかりませんでした。

 

2)行く気になったワケは?

では、そんなテント泊キャンプにネガティブイメージ満載の私が、なぜ行く気になったのでしょうか? それには、オットの長期にわたる努力と戦略があったように思います。

 

・テントやアウトドア用品などに関する情報の紹介

買う前提での話ではなく、「友だちがこれ買ったんだって」や「こんなのなら家でもおしゃれに使えるね」のように、あくまでもさりげなく、でもちょいちょい「こんなの憧れちゃうなぁ」という感じでアウトドア用品を紹介されました。

特にそうした商品の紹介サイトのアドレスなどを通話アプリやメールに添付してあったのが効果的だったかもしれません。というのも、普段ネットを見る際に、アウトドア系の広告が多くなったり、ショッピングサイトから関連する商品の情報が送られてきたりしたので、自然とアウトドア用品を目にする機会も増えることになりました。

 

・子どもの教育効果からのアプローチ

うちのムスメは、運動音痴の、どちらかと言えばインドア派。なるべく外で遊んでほしいものの、親と遊んでもたいして面白くもないらしく、長続きがしないうえ、こちらとしてもなかなか長時間外遊びに付き合うにはしんどい部分もありました。

でも、キャンプならテントの設営やご飯作りでお手伝いもできるうえ、朝から晩まで「外」遊び状態! しかも、家族でキャンプの計画を立てることは、計画性、自主性、想像力を育てることにもつながるなど、子どもにとっていい効果ばっかりらしいよ、と子どもの教育面からのアプローチもありました。

 

・友だち家族の協力

ダメ押しは友だち家族。子どもつながりで家族ぐるみのお付き合いをさせていただいている、大のキャンプ好き家族がいます。でも、一緒に行こうよと声をかけてもらっても、毎回「興味ないから~」とお返事していました。

それが、やはり子供つながりで家族ぐるみのお付き合いのある、キャンプに興味はあるけど未経験のご家族も合わせた、私以外のみんなでキャンプの話で大盛り上がり。そのタイミングで、秋の気候のいい時に、めったに取れない人気キャンプ場を押さえたので行かないか、と声をかけられました。

 

・無理強いはしない

キャンプ大好きご家族も、キャンプ初心者ご家族も、そしてオットも、とりあえず私(とムスメ)が参加さえすれば、あとは好きに過ごしていいよと言ってくれました。

乗り気ではない状態で、あれもやろう、これもやろうと言われるのは、正直、押し付けられている気がしてしまってよけい面倒になってしまうことがありませんか?

でも、無理にみんなと釣りやカヌーをする必要はないよ、好きに本読んだり、散歩していていいよと言ってくれたんです! おかげで心理的負担がちょっと減った気がしました。

 

3)行ってみてどうだった?

結果は、楽しかったです!

ただ、秋の良いシーズンを選んだはずだったのに、なぜか台風が接近。それでも、近づいているだけで直撃ではないからと、勢いで行くことに。

天気予報では夜になって弱り雨程度のはずでしたが、実際には午前中から降り始め、強めの雨が降ったりやんだりの中でのキャンプとなりました。

設営するだけでもそれなりに手間取ってしまったものの、むしろめったにない状況の中でのキャンプを大人も子どもも楽しむことができ、無事にキャンプデビューを果たしました。

 

4)つまり・・・

オットの長期的な戦略と友達の協力により実現した私のキャンプデビュー。私自身、行ってしまえば全力で楽しむ主義なので悪天候の中でもそれなりに楽しく過ごせましたが、もし、もっとイヤイヤな気分で参加したら、もう2度と行くもんかと思ってしまったかもしれません。

でも、行く前に無理強いされなかったこと、現地での楽しい計画などをみんなでワイワイ話しながら決めたことなどから、キャンプに対してわりと良いイメージで終わることができました。

ちなみに、天気が良いベストコンディションでならもう1度ぐらい行ってもいいかなぁなんて口走ってしまったため、次回のキャンプに向けて、オットのプレゼンと計画が始まっています。しかし、1度行っているため夫の言動にちょっと強引に感じる部分も…。

確かに、私自身デビュー前よりはキャンプに対する心理的ハードルは低くなった気がしますが、かと言って好きになったわけではありません。そんななかちょっとでもゴリゴリ感を感じてしまうと、意地でも行きたくないという天邪鬼が顔出してきます。しかもそんなテンションでキャンプに行っても、結局は現地でケンカしてしまいそうです。

つまり、キャンプに行きたくない、興味がないという人をその気にさせて、なおかつキャンプも成功させるためには、「天岩戸方式」が私の一番のおすすめです!

今更ながら初高尾山のキロク

10月の3連休に高尾山に登ってきた。

どうも「できない」がすぐに出てしまうムスメに、少しでも「できた!」を体験させたかったのが理由。

でも、実は「パワースポット」効果にひかれたのもある。笑

とりあえず、朝9時半に高尾山口駅に到着。

子連れだと混雑時に急に「トイレ~」と言われるのが怖いので、駅でトイレに並ぶ。

後で知ったが、駅構内のトイレが長蛇の列だったので、とりあえず改札を出た左手にあるトイレに並んでしまったが、ここが一番個室の数が少なかったらしい。

結局20分ぐらい並んでしまった。

駅構内や改札出てからちょっと歩いた公衆トイレ、またはケーブルカー乗り場の方が個室の数が多く、回転も早かったっぽい。

そのため結局スタートしたのは10時を過ぎてしまった。

さすが3連休の晴れ間の日。

 ケーブルカー乗り場は結構な人数がいた。

とは言え、まだ行列にはなってない感じだったので、最初はケーブルカーを使うつもりだったが、舗装された1号路は下から登っても大人の足で1時間半と表示してあったので、チャレンジすることに。

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木の匂いがいいね~と言いつつ、最初は快調なムスメだったが、たった10分で「帰りたいー」。

しかし、同じぐらいの子どもたちが楽しげにサッサと登って行くのを見たことと、休憩のおやつの約束が効き、ちょっとやる気をだしてくれた。

ハイキング程度を想像していたら、それなりに斜度があり、大人も結構息が荒くなりながらもなんとかケーブルカーの降り口に到着。

三福だんごに感動しつつムスメ念願のおやつ休憩を取り、さらに山頂を目指す。

ちなみに、この時点で三福だんごを買うのに10分ぐらい並ぶぐらいの混み具合だった。

ケーブルカーの降り口より先はそれまでよりなだらかに感じる道で歩きやすく、たこ杉、天狗の腰かけ杉を横目で見つつ通り過ぎ、薬王院に到着。

ここがびっくりするぐらい大混雑で、いろいろあったっぽいけど、何も見ることなく人をかき分けてさらに奥の大本堂から奥の院を目指す。

ここで、なにやら待機列ができている。

実は、奥の院へ向かう階段が狭すぎて順番に登るために行列ができていた。

うーん。すごい人気。

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それでも、無事に頂上に到着!

12時だったので結局スタートから2時間近くはかかってしまったが、ムスメも達成感を得られた様子だった。

ちなみに、お弁当を食べる場所を見つけるのもひと苦労するほどの混雑ぶり。

足の踏み場もないほどシートが敷き詰められている中、なんとかスペースを見つけてお弁当を食べることができた。

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帰りはやはり1号路で下山したが、せっかくだから景色を見たいとリフトに乗ることに。

しかし、ここでも40分待ちの状況。

徒歩で40分、リフト乗るまでに40分と言われたが三福だんごを食べつつ待つことにした。

大行列過ぎて天狗焼きをあきらめたのは残念だったが、次の楽しみにとっとくことにした。

そんなこんなで、結局高尾山口駅に着いたのは16時近くになってしまった。

周りの人も「今日はすごい人が多い」と言っていたので、ひときわ人手の多い日だったのかもしれない。

ムスメはすごく楽しかったようで、また行きたいというので、次は2号路とか4号路などほかのコースにチャレンジしてみたい。

高尾山は動きやすい服装にスニーカーでも行けて、トイレの数も多いので、子連れハイキングデビューにはぴったりだと思った。

次に行くときには薬王院をもっとゆっくり見られるといいなぁ。

そして、パワースポット感をもっと体感したい!

 

これは買って良かった!のキロク

ムスメの友だちのママから「これイイよ!」と教えてもらった「KATAMINO(カタミノ)」。

フランスのGigamic(ギガミック)社のパズルゲームで、さまざまな形のピースを各問題の指示に合わせてマス目に当てはめていくというもの。

木でできたテトリス的なイメージ。

実際にムスメがやらせてもらったら、すごく面白かったらしく、子どもたちで取り合いになるほどだった。

空間認識力と理解力の育成に効果ありそうで、かなり惹かれる!

とはいえ、お値段もそれなりにするので、買うかどうか悩んでいたところ、見つけたのがコレ!

 

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その名も「天才脳を作る!どうぶつマグネットパズル」(篠原菊紀監修/永岡書店)。

凸凹した形のマグネットの置き方を変えて、描かれているどうぶつを隠したり、見せたりすることで、問題にあるどうぶつの数と合わせるパズルゲーム

ルールも簡単なので、ムスメもすぐに理解して、気が付くと本棚から自分で出してきて楽しんでいる。

素晴らしい!

簡単な問題から、難しいものまで計48問載っていて、大人が挑戦しても結構楽しい。

本タイプなので、持ち運びも楽々で、電車移動で時間がかかってしまうときや、病院での待ち時間で大活躍している。

これで、空間認識力と理解力がついたらすっごくありがたいなぁ。

 

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わりと、絵本は気軽に買っている方だが、なかでも「100だてのいえ」シリーズ(

岩井俊雄著/偕成社)はうちのムスメ的にはヒットだった様子。

数字も覚えられるし、絵が細かくて、何度読んでもそのたびにいろいろな発見があって楽しそう。

私の子どものころに読んでいた、「ラチとライオン」とか「アンガスとアヒル」なんかもまだまだ人気のようでちょっとうれしかったのに、ムスメの反応はイマイチだった。

本の好みも人それぞれってことらしい。

とはいえ、「おおきな おおきな おいも」(市村久子・原案/赤羽末吉 作・絵/福音館書店)は気に入ってもらえたので、「おなら」や「うんち」的なキーワードが子どもにウケるのはいつの時代の子どもでも一緒のようだ。